フィリーズがついに1万勝に到達。指名打者リース・ホスキンスが6打数3安打5打点2得点と活躍するなどチーム全体で11得点を奪い、ロブ・トムソン監督代行の59歳の誕生日に華を添えた。

いわゆる近代野球の始まりと言われる1900年にナ・リーグを構成していた“クラシック・エイト”の8球団内では、最後の1万勝到達となったフィリーズ。ただし、1万勝1万1163敗と、唯一負け越している。なお、ア・リーグで通算1万勝に到達しているのはヤンキースのみ。

フィリーズは3回にダリック・ホール一塁手の9号ソロ、ニック・カステラノス右翼手の11号ソロで2点を先行するも、その裏に3失点。それでも4回にホスキンスの25号3ランで2点差とすると、6-3で迎えた8回にホスキンスが26号2ランを放って突き放しに成功し、9回にも3点を追加した。

この日先発したカイル・ギブソン投手は、メジャー10年のキャリアでこれが初のレッズ戦。6回を6安打3失点、無四球、11三振という内容で8勝目(5敗)をマークした。(AP)