エンゼルスの左腕パトリック・サンドバル投手が、9イニングを97球で4安打、無四球、9三振で完封勝利。往年の大投手の名前から「マダックス」と称される100球未満での完封を達成した。

これがキャリア初完封となったサンドバルは「97球なんて、いつもなら4回が終わったところだ。信じられないね」とコメント。「4回か5回くらいまでは自分との戦いだったが、その後は全てがうまくいった」と語り、「調子も最高だったが、内野陣が何度も助けてくれた。特に最後のダブルプレーは大きかった」とチームメートに感謝していた。

またこの日のエンゼルスは、胸骨を痛めて離脱していた主砲マイク・トラウト外野手が戦列に復帰して4打数1安打。フィル・ネビン監督代行は「1カ月近く実戦から遠ざかっていた割には、いくつかいいスイングもあったと思う」と話している。(AP)