エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH」でスタメン出場し、6回に勝ち越しの起点となる右前打を放ち、6試合連続安打とした。

2-2の同点に追いつかれた直後の6回先頭。レ軍の2番手右腕サンタナと対し、カウント0-1から2球目のチャンジアップを右前にはじき返した。続くウォードの適時二塁打で一塁から俊足を飛ばして一気に生還。エ軍はこの回、大谷の安打から3点を奪い、試合はそのまま5-2で逃げ切った。

大谷の第1打席は、1回2死走者なしでカウント3-1から外寄りの直球を鋭いライナーでセンターにはじき返したが、相手中堅タベラスにスライディングキャッチされ、中飛に倒れた。3回の第2打席も2死走者なしで迎え、カウント2-2からのチェンジアップに空振り三振を喫した。3点リードの8回先頭では、レ軍3番手の左腕キングと対戦。大谷シフトで二塁ベース横に就いた三塁手へのゴロに倒れた。この日は4打数1安打で本塁打は出ず、打率は2割6分8厘となった。

試合前には、グラウンドに姿を見せ、左翼フェンス際で重さの異なるボールで壁当てを繰り返すなど、ルーティンの調整を行った。

次回登板予定は、23日(同24日)の敵地ミネアポリスでのツインズ戦。