ブルージェイズ菊池雄星投手(31)がレイズ戦で7-1の9回に5番手で登板し、2四死球を与えるも1回を無安打無失点に抑えた。無失点で登板を終えたのは、打者1人と対戦した8月28日のエンゼルス戦以来、約1カ月ぶり。今季29試合で5勝7敗、防御率5.48となった。リリーフに配置転換後は9試合で防御率6.92。

今月16日以来の登板となった菊池は、いきなり先頭の5番パレデスに死球を与えた。次のペラルタは空振り三振、ベタンコートは投ゴロに抑え2死を奪ったが、8番シリは10球粘られた末にフォアボール。一、二塁のピンチを招いたが、最後は9番ウォールズを空振り三振に仕留めた。

チームは主砲スプリンガーの2本塁打などでプレーオフ進出を争うレイズ相手に大勝。ワイルドカード争いでは、2位レイズに2ゲーム差をつけ1位を維持している。