ホワイトソックスは先発ディラン・シース投手が6回まで4安打無失点と好投した。しかし、後続2投手が4失点。打線も振るわず悪夢の6連敗を喫した。

ア・リーグ中地区2位のホワイトソックスは4回にヨアン・モンカダ三塁手が12号ソロでチームに先制点をもたらしたが、その後が続かず。シースに代わって7回にマウンドに上がったレイナルド・ロペス投手がビクター・レイエス左翼手に適時二塁打を許して同点とされると、8回に登板したケンドール・グレーブマン投手が暴投での失点も含めて3点を許し、チームはそのまま敗れた。

同地区首位のガーディアンズは、ホワイトソックスが敗れてから約15分後に試合を終了。マジック2としていた同チームはレンジャーズに10-4で勝利し、この時点で優勝を確定させた。

ミゲル・カイロ監督代行は「今日は一番ひどい試合だった。これは容認できない。野球になっていない。シカゴ・ホワイトソックスの試合とは言えない。最悪だ」と憤りのコメント。「試合を見る限り、シースが非常に良い投球をして希望をつないでくれたが、それ以外はひどかった」と、今季サイ・ヤング賞候補と目されるシースは称えたものの、全体的に厳しい言葉を残した。(AP)