パドレスのダルビッシュ有投手(36)が、30日(同10月1日)のホワイトソックス戦に先発すると、メルビン監督が試合前に明らかにした。前回登板の24日ロッキーズ戦から中5日で今季30試合目の登板となる。同監督は「今日をブルペンデーにし、最終戦までの戦いを考慮しローテを組んだ。ユウやクレビンジャーに1日多く休みを与えることは、チームにとっても重要だ」と説明した。

チームはこの日の試合前、ワイルドカードでのポストシーズン進出マジックが4。もしこの日とダルビッシュが登板する30日で2連勝し、ブルワーズがこの日から2連敗すれば、ポストシーズン進出が決まる。もし10月5日(同6日)のレギュラーシーズン最終戦まで進出が決まらなければ、絶対負けられない最終戦にダルビッシュがマウンドに上がるローテとなる。同監督も「最終戦でユウが必要の場合は、登板してもらう」と話した。

ダルビッシュはここまで29試合でメジャー自己最多タイの16勝(7敗)、防御率3・05をマーク。勝利数はナ・リーグ3位、防御率は同10位、奪三振は同7位の191で、次の登板には自己最多更新の17勝がかかり、メジャー5度目の200奪三振の可能性もある。