レンジャーズと来季からの3年契約を結び、指揮を執ることになったブルース・ボウチー新監督(67)は声明で、「常勝軍団をつくる」という球団のビジョンに賛同し、そのチーム作りを担いたいと考えたことがオファーを引き受けた理由だと述べた。

2019年シーズン以来の現場復帰となったボウチー氏は、理想的な状況でなければ再び監督に戻る考えはなかったが、レンジャーズの状況はそれに当てはまるとし、「始動するのが待ち遠しい」と思いをはせた。

ボウチー氏がパドレスで指揮を執った最終シーズンの06年に投手を務めていたクリス・ヤングGMは、選考プロセスのなかで、ボウチー氏の監督復帰への熱意と興奮ぶりは非常に明白だったとコメント。「ここに勝者の気風を築こうとするレンジャーズの指揮官として、理想的な人物」と述べた。

ボウチー新監督の就任会見は、現地24日(日本時間25日)に予定されている。(AP)