31日(日本時間11月1日)に第3戦を迎えるメジャーリーグのワールドシリーズ(WS)で、日本球界に在籍した元助っ人の記録が注目されている。14年にDeNAでプレーしたユリエスキ・グリエル内野手(38)は、第2戦まで今ポストシーズンで39打席連続無三振を継続中。記録会社エライアスによると、MLB史上で8位に相当する。

グリエルは19年のポストシーズンでも、WS第1戦でシャーザーから三振を喫するまで48打席連続無三振を記録している。これは史上3位となっている。5位は1981年のダスティ・ベーカー(ドジャース)で、現在はアストロズの監督を務め、今回のWSを指揮している。

グリエルはキューバのインドゥストゥリアレスから14年途中にDeNAに入団した。日本のNPB時代は62試合に出場し、239打数73安打、11本塁打、30打点、打率3割5厘だった。258打席で40三振。14年7月11日の第4打席から7月16日広島戦の第2打席まで25打席無三振が最長だった。15年に退団し、16年に亡命してアストロズに入団した。

◆ポストシーズンの連続無三振記録上位

1995年ジョーイ・コーラ51

2006年デビッド・エクスタイン50

2019年ユリエスキ・グリエル48

1979年ティム・フォリ48

1981年ダスティ・ベーカー46

1992年シド・ブリーム44

2002年フェルナンド・ビーニャ40

1982年オジー・スミス40

2022年ユリエスキ・グリエル39