メジャー史上4人目の通算700本塁打を達成したカージナルスのアルバート・プホルス内野手(42)が10月31日(日本時間11月1日)、引退届を提出した。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が伝えた。今季は24本塁打で全盛期並みのパワーを発揮し、周囲からは現役続行を望む声も出ていたが、これで正式引退となった。

2001年にカージナルスでデビューしたプホルスは、メジャー22年間でエンゼルス、ドジャースを含む3球団でプレーし、通算打率2割9分6厘、703本塁打、2218打点をマーク。本塁打は762本のバリー・ボンズ(ジャイアンツ)、755本のハンク・アーロン(ブレーブス)、714本のベーブ・ルース(ヤンキース)に続く歴代4位だった。

エンゼルスでは12年から21年序盤まで所属し、大谷翔平投手(28)とは3年強、一緒にプレーした。エンゼルスの球団の顔として活動する10年間の「パーソナルサービス契約」を結んでおり、今後はその役割に従事すると伝えられている。