今オフは多くの主力がフリーエージェント(FA)となるメッツだが、ニューヨークのスポーツ専門テレビ局SNYは再契約の最優先候補としてエース右腕ジェイコブ・デグロム投手ではなく、守護神のエドウィン・ディアス投手と正中堅手のブランドン・ニモ外野手を挙げている。

28歳のディアスは今季、61試合に登板して3勝1敗32セーブ、防御率1・31、62イニングで118奪三振の好成績をマーク。同メディアは2016年にアロルディス・チャプマン投手がヤンキースと結んだ5年8600万ドル(約129億円)のリリーフ投手最高額の契約をディアスが上回る可能性があるとみている。

29歳のニモは今季151試合に出場して打率2割7分4厘、16本塁打、64打点、3盗塁、102得点。高い出塁率と中堅での好守備でチームを支えた。

メッツはオプトアウト(契約破棄)の権利を持つデグロムと選手側がオプション行使権を持つタイワン・ウォーカー投手を含め、クリス・バシット投手、セス・ルーゴ投手、トレバー・メイ投手、アダム・オッタビーノ投手らが今オフにFAとなる可能性がある。