ア・リーグ新記録の62本塁打を放ちMVPに輝いたアーロン・ジャッジ外野手(30=ヤンキースFA)は9年の長期契約になる可能性が高いと、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者が3日、伝えた。

今オフナンバーワンの目玉FAであるジャッジには、最近になってヤンキースが8年総額約3億ドル(約430億円)の残留オファーを出したと伝えられていた。ヤンキースとジャイアンツによる争奪戦になっているが、同記者によると獲得に動いている球団は他にも複数あるという。「ヤンキースは、そこまでの長期契約を提示することに納得できるかどうかを決める必要があるかもしれない。ジャッジは、1年長い契約のためにヤンキースを去るかどうかの決断を迫られるかもしれない」としている。

9年契約の総額は不明だが、同記者は「年平均3600万ドル(約50億4000万円)でもエンゼルスのトラウト外野手の野手最高額を抜く。3年前にヤンキースが先発右腕コールと結んだ9年総額3億2400万ドル(約454億円)と同等になるだろう」としている。