レッドソックスと2年総額3200万ドル(約44億8000万円)で契約したケンリー・ジャンセン投手(35)が13日に本拠地フェンウェイパークでお披露目会見に臨み、「ボストンに行く」ために見ていた映画を途中で切り上げたことを明かした。MLB公式サイトが伝えている。

ジャンセンはレッドソックス行きについて代理人から電話を受けてからのことを「あっという間の出来事だった」と振り返った。そのときは「ロッキー2」を見ていたそうだが「興奮したよ。映画を見ていたけど、途中で消した。だってボストンに行くことになったんだからね」と話した。

2020年にはドジャースでワールドシリーズ制覇を経験し、通算391セーブを記録しているジャンセン。「歴史ある球団の1つであるレッドソックスという名の持つ重みが自分を興奮させ、アドレナリンを放出させる」と話した。

ジャンセンはさらに、「正直、ここは自分の大好きな場所の1つ。フェンウェイに来ると歴史を感じ、子どもに戻ったような気持ちになる。他球団のユニホームを着ていてもそう感じていた。投げるのに素晴らしい場所だし、雰囲気もすごい。ファンの盛り上がりもね」と熱く語っていた。