エンゼルスからFAとなっていた先発右腕マイケル・ロレンゼン(30)が14日(日本時間15日)、タイガースと1年契約で合意したと複数の米メディアが伝えた。年俸850万ドル(約11億9000万円)で、出来高を含めると最大で1000万ドル(約14億円)になるという。

2015年にレッズでデビューしたロレンゼンは、メジャー8年で通算31勝29敗、防御率4・10。救援投手と外野手の二刀流で19年には打者として自己最多の53打席に立ち、救援としては73試合に登板し7セーブを記録した。FAでエンゼルスに移籍した今季は先発として投手に専念し、18試合で8勝6敗、防御率4・24をマークした。休養日には同僚の大谷翔平投手(28)と本拠地の地元ビーチでリラックスする様子をSNSに投稿するなど、親しくしていた。

エンゼルスからFAとなっていた先発右腕ノア・シンダーガード(30)もこの日、ドジャースと1年契約で合意しており、先発ローテで切磋琢磨(せっさたくま)し合った中堅の投手たちが、来季はユニホームを変えることになった。