3月のWBCでベネズエラ代表入りが期待されていた18年新人王のブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)が21日(日本時間22日)、医師と球団の判断で欠場する見通しだと、球団行事の会見の場で明らかにした。「母国であるベネズエラの代表でプレーすることが夢だった。だが球団のメディカルスタッフから止められ、WBC出場はたぶん実現できないだろう」と話したという。

アクーニャは18年に26本塁打をマークして鮮烈デビューし、19年から2年連続でシルバー・スラッガー賞を受賞。昨季は2年連続3度目の球宴に選出された。だが21年7月に右膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷して手術を受け、昨季も膝のリハビリで開幕を約3週間出遅れ、シーズン中も万全とはいかなかった。

ベネズエラ代表では、今オフにカブスからカージナルスに移籍した強打の捕手ウィルソン・コントレラス(30)も欠場を決めており、大きな戦力を失うことになった。