WBCの各国代表メンバーが9日、MLBネットワークの番組内で発表され、前回覇者の米国代表は主将を務めるエンゼルスのマイク・トラウト外野手を筆頭にすでに出場を表明している選手が順当に選出された。
野手はほぼオールスター経験者で占め、外野はトラウト、ベッツのMVPコンビに昨季のナ・リーグ本塁打王シュワバー、2年連続30本塁打のタッカーらが控える。内野も昨季のナ・リーグMVPゴールドシュミット、ナ首位打者マクニール、ナ本塁打王アロンソとタイトル獲得者がズラリ。前回大会で4番を務めた10年連続ゴールドグラブ賞のアレナドも名を連ねた。捕手は強打のリアルミュートとスミス、そしてこれまでに名前が挙がっていなかったヒガシオカが選ばれた。
投手陣は野手と比べて見劣りするものの、ドジャースの左腕カーショーを始め、昨季ヤンキースで12勝を挙げた左腕コルテス、通算195勝右腕ウェインライトらが選出。NPB経験者では元巨人のマイコラス、かつて日本ハムとソフトバンクでプレーしたマルティネスが選ばれた。
連覇を狙う米国代表はアリゾナ州フェニックスで開催される1次ラウンドC組に属し、メキシコ、コロンビア、カナダ、英国と2次ラウンド進出をかけて争う。
<米国代表メンバー>
【投手】
クレイトン・カーショー(ドジャース)
ネスター・コルテス(ヤンキース)
アダム・ウェインライト(カージナルス)
マイルズ・マイコラス(カージナルス)
ランス・リン(ホワイトソックス)
メリル・ケリー(ダイヤモンドバックス)
ブレイディ・シンガー(ロイヤルズ)
ニック・マルティネス(パドレス)
ライアン・プレスリー(アストロズ)
アダム・オッタビノ(メッツ)
デビッド・ベッドナー(パイレーツ)
ダニエル・バード(ロッキーズ)
デビン・ウィリアムズ(ブルワーズ)
ジェイソン・アダム(レイズ)
ブルックス・レイリー(メッツ)
ケンドール・グレーブマン(ホワイトソックス)
【捕手】
JT・リアルミュート(フィリーズ)
ウィル・スミス(ドジャース)
カイル・ヒガシオカ(ヤンキース)
【内野手】
ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
ノーラン・アレナド(カージナルス)
ピート・アロンソ(メッツ)
ジェフ・マクニール(メッツ)
トレイ・ターナー(フィリーズ)
ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)
ボビー・ウィット(ロイヤルズ)
【外野手】
マイク・トラウト(エンゼルス)
ムーキー・ベッツ(ドジャース)
カイル・タッカー(アストロズ)
セドリク・ムリンス(オリオールズ)
カイル・シュワバー(フィリーズ)