MLB公式サイトは22日、各球団が最初に目指すべき大きな(それでいて妥当な)目標を提言。大谷翔平選手がいるエンゼルスは「マイク・トラウトにプレーオフ勝利を」とされた。

寸評では「今季がトラウトと、オフにフリーエージェントとなる大谷が共にプレーする最後のシーズンになるかもしれない」と指摘。エンゼルスのオフの補強は控えめだったことからその心配が現実となる可能性を否定できないとし、今季のメジャーリーグでエンゼルスほど多くのものを背負っているチームはないかもしれないと評した。

吉田正尚外野手を獲得したレッドソックスには「ファンへ信じるに足る根拠を与えよ」。相次ぐ主力流出で今ほどイライラしているレッドソックスファンは見たことがないとしつつ、ラファエル・デバース三塁手との契約延長は留飲を下げただろうし、吉田には日本でのようにOBP(出塁率)マシンになってもらわなければならないとしている。

その他の主なチームでは、藤浪晋太郎投手が加入したアスレチックスは「再建への前進を」、鈴木誠也外野手がプレーするカブスは「勝率5割復帰」、ダルビッシュ有投手の所属するパドレスはずばり「地区優勝」となっている。