ハワイ出身の日系右腕ジョーダン・ヤマモト投手(26)が、現役引退を発表した。13日、自身のツイッターで「愛する野球から離れることを決めた。帰りのフライトで座っていると、いろいろな感情があふれてくるが、後悔はない。素晴らしい野球人生だった」などとつづり、家族やチームメート、ファンに感謝した。

ヤマモトは14年ドラフト12巡目(全体356位)でブルワーズから指名されプロ入り。17年オフにマーリンズに移籍し、19年6月にデビュー。デビュー戦ではカージナルスを相手に7回無失点、続く2試合目も同カードで7回を無失点に抑え、デビューから14イニング連続無失点の球団記録を達成した。

1年目は15試合で4勝5敗、防御率4・46を記録。しかしその後はケガに悩まされ、20年は4試合、メッツに移籍した21年は2試合の登板で終了。昨季はメッツ傘下でプレーし、今年1月にドジャースとマイナー契約。メジャーキャンプに招待選手として参加していたが、6日にマイナーキャンプ行きとなっていた。メジャー通算成績は21試合で5勝7敗、防御率6・05。