エンゼルスの有望株で22歳の救援右腕ベン・ジョイス投手が17日のオープン戦で投げた球の最速が、メジャーでも2008年に投球データの記録が始まってから7人しか記録したことのない、104マイル(約167キロ)をマークした。MLB公式サイトが伝えている。

MLBパイプラインのプロスペクト・ランキングでチーム11位のジョイスは22年ドラフトの3巡目で指名されエンゼルスに入団。テネシー大学在学中だった昨年には、救援投手としては史上最速となる105・5マイルをマークしていた。

ジョイスは、104マイルを記録したことについて「それを聞いた時はかなり興奮した。大学時代に何回か記録したことがあるが、それ以降はあまりなかった。腕の調子は最高。あの数字を見るのは興奮するし、もう少し速度が出せるようにしたい」と話した。