ブルージェイズ菊池雄星投手(31)がツインズ戦に先発し、5回3安打無失点、1四球9三振と好投し勝利投手となった。球数は88球で、最速は95・7マイル(約154キロ)。先発ローテ復帰をかけて臨んだオープン戦では計6試合で2勝1敗、防御率1・00と好調で、MLB公式サイトも「先発5番手は彼のもの」と伝えている。

菊池は毎回走者を出したものの、得点につながる1本は許さなかった。3回には1死から三塁打を浴びたが、続く1番バクストンを一ゴロに打ち取り、最後は2番コレアを見逃し三振に仕留めた。

菊池は現在、防御率メジャートップ(規定投球回以上)で、25奪三振は2位タイ。ここまで18イニングを投げ被本塁打0と抜群の成績を残している。シュナイダー監督は「ノっているときは本当に良い選手。オープン戦では安定した投球を続けている。彼への信頼は高い」と絶賛した。