ブルワーズで通算50本塁打を放っている日系のケストン・ヒウラ内野手が今季開幕ロースターから外される見通しとなったことが分かった。MLB公式サイトが報じている。

26歳のヒウラはメジャー1年目の2019年に84試合で19本塁打を放つなど、屈指の若手有望株として期待され、昨季は80試合で打率2割2分6厘、14本塁打、32打点。しかしスイングを改善して臨んだオープン戦では12試合で打率1割5分6厘と苦しんでいた。

マット・アーノルドGMはヒウラの今後について、マイナーでメジャー昇格のチャンスを待つことを望むとする一方で、ウェーバー公示を経ての他球団へのトレードについても「彼にとって公平に、他のメジャーチームで活躍できる機会など多くの選択肢を与えたい」と否定していない。