アスレチックスの本拠地オークランドコロシアムで行われた4日(日本時間5日)のガーディアンズ戦の観客数が3407人で、その日行われたマイナー3Aの11試合よりも少なかったと5日、米ヤフースポーツが報じ話題を集めている。

現地時間午後6時40分に始まったガーディアンズ戦は、3-3の9回に1番ケンプが適時打を放ってアスレチックスがサヨナラ勝ち。興奮する試合展開にもかかわらず、発表された観客数は3407人。米メディア「スポーティング・ニュース」によると、これはその日行われたマイナー3Aの11試合(全13試合)よりも少なかったという。

アスレチックスは定期的に観客数の少なさが話題となり、昨季の平均は9973人だった。エンゼルスとの開幕カードでは全試合で1万人以上を集め、大谷が登板した開幕戦は2万6805人、藤浪が登板した2戦目は1万5757人、3戦目は1万4638人だった。しかし、次のガーディアンズとのカードでは一気に減少し、3日が3035人、4日が3407人、5日が4930人だった。

アスレチックスはチーム再建のため、ここ数年でマット・オルソン内野手やショーン・マーフィー捕手ら主力選手を次々と放出しており、これが観客数減少の要因になっていると同記事は指摘している。今季のチーム総年俸はメジャー最下位の5779万5000ドル(約78億円)で、1位メッツの約6分の1となっている。