エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH」で出場し、8回の第5打席で6号2ランを放った。

6点リードの8回1死一塁、3番手スミスのシンカーを捉え、中堅越えに運んだ。

3試合ぶりの1発は打球速度103・9マイル(約167・2キロ)、角度34度、飛距離は401フィート(約122・2メートル)だった。

前の打席、6回1死一塁の第4打席は、リリーフに配置転換となったアスレチックス藤浪晋太郎投手(29)からクリーンヒット。カウント1-1からの3球目、99マイル(約159キロ)の外角直球を流し打ち、技ありの一打で左前に強烈なライナーで運んだ。打球速度103マイル(約166キロ)の打球を左翼手がファンブルし、一塁走者のトラウトが生還した。

大谷と藤浪のメジャーでの対戦は今季2度目。開幕2戦目の4月1日は、2打数1安打の結果だった。

第1打席は1回2死、右腕メディーナと対戦。フルカウントからの7球目、外角低めの直球を捉えたが、三ゴロで凡退した。

第2打席は2回、4点先制してなお1死満塁からチェンジアップを引っかけて一ゴロで凡退。三塁走者がホームインし、打点を挙げた。

第3打席からはタイミングの取り方を変更。4回1死、初球から右足をやや上げて工夫をこらしたが、6球目のチェンジアップを空振りし、三振となった。

この日は5打数2安打3打点。チームは11得点と快勝し、貯金を1とした。

【動画】大谷翔平が藤浪晋太郎から左前安打 159キロ弾き返した