高校時代からしのぎを削るエンゼルス大谷翔平投手(28)とアスレチックス藤浪晋太郎投手(29)の「同学年対決 第2ラウンド」が実現した。3-8とリードされた6回から2番手としてマウンドに上がった藤浪は、この日がメジャー初のリリーフ登板。先頭から右飛、四球とし、1死一塁で大谷を打席に迎えた。

◇初球 ボール=直球99・9マイル(約160・8キロ)

◇2球目 空振り=直球(約159・1キロ)

◇3球目 左安打=直球99マイル(約159キロ)

大谷はカウント1-1から外角直球をライナーで左前へ。左翼手が打球を後逸する間に、一塁走者のトラウトが生還した。大谷は二塁へと進んだ。大谷に打点はつかなかった。

 

◆大谷VS藤浪 1日(日本時間2日)に先発藤浪と「3番DH」で出場の大谷が、13年5月以来、10年ぶりに直接対決した。第1打席は一ゴロに抑えられた大谷は、3回無死満塁の第2打席で左越えの適時打を放った。この回11得点で藤浪KOにつなげ、試合はエンゼルスが13-1で勝利。藤浪はメジャー初登板で2回1/3を8失点と大崩れし、メジャー初黒星を喫した。

【動画】大谷翔平が藤浪晋太郎から左前安打 159キロ弾き返した