エンゼルス大谷翔平投手（28）が「3番DH」で出場し、第1打席で右ふくらはぎ付近に死球を受けた。
1回1死一塁、右腕コペックと対戦。初球、内角高めを狙ったボールがひっかかり、右足に当たった。大谷は声を上げながらもん絶。痛みに耐えるように、天を仰ぎながら一塁ファウルゾーンを歩いた。
ネビン監督と水原通訳、トレーナーらが駆け寄ったが、大事には至らずだったようだ。大谷は一塁走者として出塁し、敵地のファンから拍手を受けた。
チームは2死二、三塁から5番ドゥルーリーの3ランで先制。続くタイスもソロ本塁打で続き、1回に4点を奪った。
大谷の第2打席は4－1の2回2死二、三塁、追加点のチャンスだったが、外角高めの直球を打ち上げ、三邪飛で凡退した。
第3打席は4回2死一塁、カウント1－2から低めのスライダーに空振り三振を喫した。
第4打席は7回1死から元同僚の右腕ミドルトンと対戦。低めのチェンジアップに2打席連続の空振り三振を喫した。
第5打席は6－3の8回2死一、三塁。悪性リンパ腫「非ホジキンリンパ腫」を克服し、メジャー復帰を果たした右腕ヘンドリックスと対戦。4球目の高めのボールゾーンに外れた直球に手を出し、遊ゴロに倒れた。
この日は4打数無安打。打率は2割6分3厘となった。チームはリードを守り、連敗を3で止めた。
