「3番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(28)は、1打席目で右前打を放ったが、その後は凡退し、5打数1安打に終わった。チームは11安打を放ちながらも13残塁。2得点で逆転負けを喫した。

2-4の6回1死満塁、1番ウォードが2番手の右腕ネリスの内角低めツーシームを見逃した。ゾーンから外れていたが、ストライクと判定され、三振に倒れた。この判定にネビン監督が激高。退場を宣告されても怒りが収まらず、しばらく球審に猛抗議した。

試合後は冷静に振り返り、「審判の判定を責めるつもりはない。ただ、多くのチャンスがあったし、走者をかえすことができなかった」と淡々と話した。

大谷は2回2死満塁のチャンスで空振り三振に倒れ、ウォードが見逃し三振となった直後の6回2死満塁では、トラウトが遊直で凡退し、得点にはつながらなかった。

同地区のライバル・アストロズ4連戦の初戦は惜敗。2戦目はエ軍は大谷が先発し、対するア軍の先発は左腕バルデス。両チームのエース対決となる。

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