マーリンズのルイス・アラエス内野手(26)が、4打数3安打で、打率を3割9分9厘まで上げた。1941年のテッド・ウィリアムズ以来のシーズン打率4割なるかが、注目されている。

1回は先頭打者で二ゴロに倒れたが、3回1死一、三塁では左翼線に2点二塁打を放った。4回に2死二塁では中前適時打、6回にも中前にはじき返した。今季8度目の1試合3安打以上となった。

マ軍はこれまで61試合を消化。現在の規定打席のルールに当てはめると、1941年以降、過去に61試合消化時点で打率3割9分9厘以上は、08年のチッパー・ジョーンズ(4割1分8厘)97年ラリー・ウォーカー(4割1分6厘)94年ポール・オニール(4割1分1厘)ら9人、10度目。41年のウィリアムズは、4割3厘だった。

アラエスは昨年、ツインズで打率3割1分6厘をマークし、初の首位打者に輝いた。今季はパブロ・ロペス投手とのトレードでナ・リーグのマ軍に移籍。今季は、1900年以降では初となる、両リーグにまたがる2年連続首位打者もかかる。