腰の打撲で負傷者リスト(IL)入りしているカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)について、マーモル監督が9日(日本時間10日)、復帰までまだ時間がかかると明らかにした。MLB公式サイトのジョン・デントン記者によると、同監督は「状態は良くなっているが、まだ完全ではない。体を動かすと、まだ多少の違和感が出るときがあるようだ。完全に痛みなどが取れるまでは、バットを強く振るなどの練習はやらせない。現時点では、まだ様子を見ている状況」と話したという。

ヌートバーは5月29日のロイヤルズ戦で守備中、打球を追いかけた際にフェンス手前で倒れ込み、途中で負傷交代した。同30日から10日間のIL入りとなり、最短なら9日から復帰が可能だった。

ヌートバーは3月のWBCで侍ジャパンの一員として優勝に貢献。今季は開幕戦で左手親指を痛めてIL入りし、これが今季2度目のIL入り。ここまで42試合に出場し、打率2割6分6厘、4本塁打、21打点、5盗塁となっている。