カブス鈴木誠也外野手(28)はジャイアンツ戦に「3番右翼」と今季初めて3番で出場し、2試合連続のマルチ安打で今季3度目の猛打賞をマークした。

先発右腕デスクラファニに対し、1点を追う4回1死走者なしの第2打席で1ストライクからの2球目、甘く入ったスライダーを右中間へ運ぶ二塁打。前日8日(同9日)のエンゼルス戦でも二塁打を含む2安打を放っており、これで2試合連続、今季11本目の二塁打となった。

1点を追う7回先頭の第3打席ではカウント1-2と追い込まれてからの4球目、内角スライダーを捉えて中前打。代打ホーナーの逆転2点適時打で生還した。

1点リードの8回先頭の第4打席は、3番手右腕ベックに対し1ストライクからの2球目スイーパーを左前打した。

1回1死一塁の第1打席は四球で、3打数3安打、1得点1四球。打率は2割7分8厘となった。

チームは7回にホーナーとバーンハートの適時打で3点を入れて逆転し、1点差を逃げ切った。連敗は4で止まった。