千賀滉大投手などの日本選手獲得に携わったメッツのビリー・エプラーGMが、オリックス山本由伸投手(24)の視察に訪れていたと17日、地元中継局SNYが伝えた。

同GMはエンゼルス時代に大谷翔平投手、さらにヤンキースのアシスタントGM時代に田中将大投手(楽天)の獲得に関わった実績があり、SNYは「エプラーは今年すでにオリックスの山本由伸の視察のために日本に訪れた」とリポートした。

MLB公式サイトなどはこの報道を引用し、山本は今オフにポスティングシステムを利用することが濃厚で、来月25歳になるため24歳まではマイナー契約しか結べない海外FAとの契約ルールが適用されず、高額契約を結べると伝えている。

同サイトは、メッツがトレード期限までに先発ローテのシャーザー、バーランダー、キンタナらを放出する可能性があり、その場合は来季のエースが不在になるため、山本がフィットするだろうと指摘した。

山本は今季13試合で9勝3敗、防御率1・74。昨季まで2年連続で沢村賞とMVPに選出されている。