エンゼルスは3日、マックス・スタッシ捕手(32)を野球以外の理由でチームを離れた場合の「制限リスト」に登録した。家族の健康に深刻な問題が生じ、今季残りも全休することになった。

エンゼルス正捕手のスタッシは、自身の股関節の負傷と家族の健康の問題で春季キャンプ中に離脱。当初は10日間の負傷者リスト(IL)入りだったが、6月に60日間のリストへ移り、今季は一度も試合に出場していない。

スタッシはエンゼルスに対し、現時点でプレーに戻ることは可能だが、そうしないことを選択すると話したという。球団側は「マックスと彼の家族に配慮し、これ以上は何もコメントするつもりはない。われわれはマックスとその家族の幸せを願っている」との声明を発表した。

スタッシは2019年途中にトレードでエンゼルス入り。加入後の打撃成績は通算2割9厘、29本塁打、87打点で、堅実な守備には定評がある。(AP)