前田健太投手(35)が所属するツインズが、エンゼルスを下しア・リーグ中地区優勝を決めた。ポストシーズン進出は前田の移籍1年目だった2020年以来3年ぶり、18度目となる。地区優勝は直近5シーズンで3度目。

日本人選手の所属するチームが今季ポストシーズンを決めたのは、藤浪晋太郎投手(29)所属のオリオールズに続き2球団目となった。

この日の試合は、ツインズが2回に8番テーラーの中前適時打で先制。4回1死満塁で9番ワルナーが押し出し四球で1点を追加し、次のキリロフが犠飛で3点目を入れた。

5回にはエンゼルスがウォルシュの4号2ラン、シャヌエルの左前適時打で同点に追い付いたが、ツインズは6回にキリロフが10号ソロで勝ち越し、7回には一挙4点を追加しリードを守った。本拠地で地区優勝を決めたのは2010年以来となる。

ツインズはプレーオフで06年以降、18連敗中と苦しんでいる。マエケンが連敗ストップにも挑むことになる。