フィリーズがマーリンズを下して2連勝し、ワイルドカードシリーズ突破を決めた。リーグ優勝を果たした昨季に続いて2年連続の地区シリーズ進出となる。

フィリーズは3回、今季打率1割9分7厘ながら47本塁打を放った1番シュワバーと2番ターナーの連続適時打で先制。4回には5番リアルミュートの今ポストシーズン1号ソロが飛び出した。そして6回1死満塁で、7番ストットがグランドスラムを放ち試合を決めた。デビュー2年目のストットは、試合後に「観客が熱狂していて、ベースを回っているときに自分も叫んでいたんだけど自分の声さえ聞こえなかったよ」と興奮気味に話した。

投げては先発右腕ノラが7回3安打無失点と好投。マーリンズは9回に1点を返すのが精いっぱいだった。

7日(日本時間8日)から始まる地区シリーズでは、昨年と同じくブレーブスと対戦。ストットは、今季メジャー最高勝率をマークした強敵ブレーブスについて「ライバルだし、いいチーム。でも僕らもいいチームだし、楽しくなるはずだよ」と話した。