メジャー通算696本塁打を記録し解説者として活躍するアレックス・ロドリゲス氏(48)が20日(日本時間21日)、ニューヨークのスポーツラジオ局「WFAN」に出演し、古巣ヤンキースへの不満を本音で語った。現役時代の背番号「13」について「永久欠番にしてほしいが、してくれない」と不満を明かし「そのことに関して、もちろんいい気はしない。ヤンキースの偉大な歴史の一部に自分の背番号が入ることができたら、素晴らしいこと。でも僕には決定権がないからね」と話した。

A・ロッドことロドリゲス氏は2004年にレンジャーズからトレードで移籍。ヤンキースでは現役最終年の16年までプレーし、その間には禁止薬物の使用疑惑が浮上し、14年の1年間は出場停止処分となった。ヤンキースでは1509試合に出場し打率2割8分3厘、351本塁打、1096打点をマークし、球宴に7度選出された。

背番号「13」番は、21年にジョイ・ギャロ内野手が加入した際に使用しているが、その前後は空き番号になっていた。A・ロッドはギャロが自分の番号を着用したことについては「うれしくなかった」と振り返った。