メジャー2年目を迎えるメッツ千賀滉大投手(31)について、ジェレミー・ヘフナー投手コーチが昨季と同じように登板間隔に余裕を持たせる方針を明かした。18日付のジ・アスレチックのインタビューに答えたもので「昨年と同じように起用するつもり。センガの意見を聞き、体調を確認し、決めていく」とした。

メジャーでは5人ローテで中4日で登板するのが普通だが、千賀は昨季は日本との登板間隔の違いを考慮され、29試合の登板中、26試合は中5日以上の間隔を空けて登板した。そのために6人目の先発投手をスポットスタートさせるなどしていた。

同メディアによると、メッツは昨季のMLBでも登板間隔に余裕を持たせる割合が高く、シーズン162試合中、先発が中4日で登板した試合は両リーグで3番目に少ない32。最も少なかったのは大谷翔平投手(29=ドジャース)がいたため6人ローテにしていたエンゼルスで中4日登板は9試合、2番目に少なかったのはブルワーズで30試合だった。

千賀は1年目に29試合で12勝7敗、防御率2・98、202奪三振と活躍。新人王では2位、サイ・ヤング賞では7位の票を得た。2年目の今季はチームのエースとして期待が寄せられている。