前侍ジャパン監督で日本ハムCBOの栗山英樹氏(62)が7日(日本時間8日)、レイズのゲスト・インストラクターを務め、この日のフィリーズ戦でコーチ陣の1人としてベンチ入りした。

レイズには元教え子の上沢直之投手(30)がマイナー契約でキャンプに参加しており、前日6日には上沢が栗山氏と再会した様子をインスタグラムに投稿していた。今回のインストラクターとしての参加は、栗山氏がレイズでシニア・アドバイザーを務める前レンジャーズGMのジョン・ダニエルズ氏と古くからつき合いがあったことから実現したという。

試合開始時にはケビン・キャッシュ監督に代わってラインアップ表の交換に登場し、試合中は地元の中継テレビ局から「クリヤマはWBCで日本代表を優勝に導き、オオタニを指導していました」と紹介された。球団公式X(旧ツイッター)でもその様子が投稿されている。

キャッシュ監督は球団公式サイトで栗山氏について「彼と話ができて幸運だった。選手についてや、試合中の采配、試合に向けての準備などについて話を聞いた。日米で違いもあるが、似ている部分もたくさんある」と話した。

【実際の動画】栗山英樹氏、レイズユニホームでベンチ入り フィリーズと試合前のメンバー表交換も