ブルージェイズ菊池雄星投手(32)が、オープン戦2試合目の登板となるオリオールズ戦に先発し、3回途中まで7安打6失点の乱調で敗戦投手となった。

初回は1番ヘンダーソンから見逃し三振を奪ったが、2番サンタンダーに2ボールからの3球目、低めカーブをセンターへソロ本塁打。さらに3人目から2連打、ストーレートの四球で1死満塁としたところで今季MLBの最有望株として注目されている6番ホリデーと対戦。ノーボール2ストライクと追い込みながら高め直球を強打され、右中間へ満塁弾を浴びた。

2回は無死一、二塁から遊ゴロ併殺打と空振り三振でピンチを脱したが、3回2死一、三塁としたところで降板した。

2回1/3まで60球を投げ、2被弾を含む7安打6失点、2四球5奪三振。防御率は12・46となった。今オープン戦はこれで1勝1敗としている。

登板後は「チェンジアップは良かった。ストレートは右打者の外側に抜けるようなボールが多かったので、しっかりインコースに決まってくればいい。ストレートの精度を上げたい」と話した。