タイガース前田健太投手(35)がオープン戦4戦目となるオリオールズ戦に先発し4回1/3を3失点で勝敗などは付かなかった。

初回は先頭から三ゴロ、二直、右飛と3者凡退に抑え、順調な立ち上がりだった。2回も先頭から2人を簡単に抑えたが、3人目の6番ストワーズにスライダーをとらえられソロ被弾。さらに4回2死から四球を出し、再びストワーズに今度はスプリッターを2ラン本塁打にされた。

5回の先頭を空振り三振に抑えたところで交代。4回1/3まで74球を投げ、2本塁打を含む3安打3失点、1四球7奪三振だった。防御率は3・38となった。

3点を失ったものの「三振を取れているのはいいこと。あとは細かいところを仕上げていく必要があるが、いい状態。4イニングで打者が2巡すると、前の打席はこうだったなとか考えながら投げるので、頭も体も仕上がってくる」と手応えを口にした。