元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏(40)が25日、テレビ朝日「モーニングショー」に出演し、ドジャース大谷翔平投手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)が違法なスポーツ賭博に関与したとされる一連の騒動について言及した。

MLBのワールドシリーズで1919年に起きた八百長の「ブラックソックス事件」を例に挙げ、スポーツ賭博について「MLBは激烈に反対してきた」と話した。ただ2018年にスポーツ賭博を禁じていた連邦法が無効となり、合法とする州が相次いでいる。これについて「合法化の論理として『違法なブックメーカーは駆逐される』って言ったんですよ。だけどやっぱり駆逐されてない。NBAとMLBは『誰かがお金をもうけるなら公式のデータを提供するからそのデータ代を払え』っていうふうに自分たちの収益にしようとしていた」と説明した。

学生スポーツでは八百長が起きている実態にも言及。「将来有望な選手が自分のキャリアを棒に振ってるケースもある。やっぱりスポーツベッティングの闇は深い」と話した。

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