右肩の張りでリハビリ中のメッツ千賀滉大投手(31)が、投球再開後初めて2日連続でキャッチボールを行ったと1日、地元テレビ局SNY電子版が報じた。

千賀は3月22日にMRI検査で右肩後部の張りが判明。PRP注射(自身から採取した血小板を注入して組織の修復を早める治療法)を受けノースローとなっていたが、同25日にキャッチボールを再開。その後は1日置きに投球を行っていた。

メンドサ監督はこの日のタイガース戦前に取材に応じ、千賀について「明日の状態がどうなるか様子を見たい。問題はないだろうが、2日連続でキャッチボールをするというのは大きな前進」と、順調に投球プログラムをこなしていると話した。MLB公式サイトによれば、復帰は早くても5月中旬になる可能性があると伝えている。

千賀はメジャー1年目の昨季、29試合で12勝7敗、防御率2・98をマーク。新人王では2位、サイ・ヤング賞では7位の得票を集め、今季はエースの働きが期待されている。