パドレスのダルビッシュ有投手(37)は、7回5安打3失点1四球6奪三振と、クオリティースタート(6回以上、自責3以内)をクリアしたものの、今季初黒星を喫した。

立ち上がりの初回は、左飛、三ゴロ、中飛と、わずか9球で3者凡退に仕留めた。2回は、打者3人をいずれも内野ゴロに打ち取った。1点をリードした3回、二塁打と犠飛などで同点に追い付かれたものの、追加点は許さなかった。

4回、5回といずれも3者凡退に仕留め、5回を終えて45球と快調なペースだった。

ところが、1点リードで迎えた6回、初の四球を与えた後、2死からカブス時代の同僚でもある3番コントレラスに逆転2ランを浴びた。

続投した7回は無死から二塁打を浴びたものの、後続を連続空振り三振、中飛と無失点で切り抜け、82球で交代した。

パドレスは、2番手松井が追加点を許し、連敗を喫した。

ダルビッシュは、日米通算200勝まであと「4」のまま、足踏みとなった。