ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平容疑者(39)が11日(日本時間12日)、銀行詐欺容疑でロサンゼルスの米連邦地検から訴追された。

    ◇    ◇    ◇  

大谷のメジャー移籍当時から代理人を務めるCAAのネズ・バレロ氏は連邦当局の捜査に対し、事務所には日本語を話せる職員は誰もおらず、大谷との会話や連絡はすべて水原容疑者だけに頼っていたと明かした。

直接話したことはなかったという。同氏と経理担当、財務アドバイザーが経理業務のため口座情報のアクセスを何度か求めたが、水原容疑者がその都度「この口座は私的なもので、オオタニは情報を誰にも見られたくないと話している」と拒否。そのため、不正な送金に気付くことができなかったという。一方、大谷は捜査に対し「代理人と経理担当、財務アドバイザーがその口座情報にアクセスしているものと認識しており、同容疑者に口座の管理を任せたことはない」と説明した。