ドジャース大谷翔平投手(29)と銀行詐欺容疑で訴追された元通訳・水原一平容疑者(39)との最後の話し合いについて、13日付のニューヨーク・タイムズ電子版が伝えた。

大谷は3月20日、韓国での開幕戦後の深夜、宿泊先のホテルで同容疑者と会った。地下の会議室で、最初は2人だけで対面。2人の事情通によると、水原容疑者は罪を逃れるため、大谷に借金を肩代わりしたことにしてほしいと頼んだという。大谷はこれを拒否し、開幕戦に来ていた代理人ネズ・バレロ氏にすぐに連絡し会議室に呼んだ。バレロ氏はロサンゼルスにいる弁護士とニューヨークにいる危機管理担当広報に電話をし、信頼できる別の通訳も呼んで話し合った。その場には、水原容疑者の妻も同席したという。