ブルージェイズ菊池雄星投手(32)がヤンキース戦で今季初勝利(1敗)を挙げた。6回を4安打1失点、1四球9奪三振の好投で、防御率は2・08。

地元カナダで中継を行った専門テレビ局「スポーツネット」は、試合中のリポートで菊池の「太っ腹」秘話を紹介した。

今季、菊池が登板した試合でチームが勝てば、海外でも人気の高い日本のウイスキーを自身で購入し、試合後にチームメートに振る舞うことにしているという。山崎スパニッシュオークのシングルモルト2022年で、米国では定価約3000ドル(約45万円)の超高級酒。球団公式サイトによると、菊池は5日の敵地でのヤンキース戦でも登板し勝利投手にはならなかったがチームは勝利したため、初めて振る舞ったという。

中継リポーターは「キクチはブルージェイズと契約した22年のものを探して、これに決めたそうです。シーズン中は飲酒はほとんどしないそうですが、登板したときだけ仲間とシェアしますと話しています」と紹介した。

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