オールスターに2度出場したドジャースOBのショーン・グリーン氏(51)が、大谷翔平投手(29)が加入したことの興奮と期待を語った。

19日付の米経済誌フォーブス電子版のインタビューで、古巣のドジャースについて言及。大谷が昨オフに北米スポーツ史上最高額の7億ドル(約1050億円)で入団したことに興奮しているとし「オオタニのドジャース入りは完璧な縁組だよ。歴史に彩られ、野球界で過去10年間ベストの球団が、野球史上最高のオールラウンド選手を獲得した」とコメント。ドジャースは野茂英雄がトルネード旋風を巻き起こした時代から日本で人気の球団であることを指摘し「オオタニとヨシノブ・ヤマモトが加わり、試合やハイライトの視聴数もさらに大きく増加する。最近のドジャースの強さもあり、彼らは見逃せないテレビコンテンツとして過去最高の存在になっている」と話した。

グリーン氏は一塁手兼外野手としてメジャーで15年間活躍。ドジャースには2000年から5年間所属し、02年に2度目のオールスターに選出された。通算328本塁打、1070打点、打率2割8分3厘。引退後はスポーツのデジタルコンテンツを扱うベンチャー企業の経営者として活躍している。