ドジャース大谷翔平投手(29)が松井秀喜氏を抜くメジャー通算176号本塁打で日本人最多記録を更新し、米主要メディアも21日(日本時間22日)一斉に偉業を大きく報じた。

MLB公式サイトは「ショウヘイ・オオタニはこれまでのキャリアで多くのハードルをクリアし、そのレベルを引き上げてきた。我々が、野球界で実現可能と思ってもいないこともやってのけてきた。そして今、MLBの日本人強打者にとって、新たな基準を打ち立てた」とし、ワシントン・ポスト電子版は「ショウヘイ・オオタニは憧れの存在の1人だった選手を超え、また1つ、歴史を刻んだ」と速報した。

米ヤフースポーツは「マツイが日本人最多本塁打をマークした2012年以降、その記録更新に迫る打者はほとんどいなかった。日本から海を渡った選手は投手が多く、打者はイチロータイプのコンタクトに優れた打者。だがオオタニはそうした中でまったくの例外となった」と評し、ニューヨーク・ポスト電子版は「ドジャースのショウヘイ・オオタニがヤンキースのヒデキ・マツイを超えた。オオタニは、元通訳イッペイ・ミズハラのスキャンダルで新天地でのスタートに影を落とされたにもかかわらず、ここまで素晴らしい活躍をしている」と伝えた。

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