エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が、12年ぶりの先頭打者弾となる9号ソロを放った。

本拠地でのオリオールズ戦に「1番中堅」で20年以来、4年ぶりにリードオフマンで先発。初回の第1打席で、カウント1-2から先発右腕ロドリゲスの甘く入ったフォーシームを捉え、右中間フェンス越えへ運んだ。先頭打者弾は盗塁王に輝いたデビュー2年目の12年9月12日のレンジャーズ戦以来、通算6本目。なお、他の5本は全てこの年に記録している。今季9号はブレーブスのオズナと並んで両リーグトップとなった。

直近5試合で安打1本と苦戦していただけに、復活を期待させる1発となった。この日は4打数1安打1打点で今季打率2割3分7厘、9本塁打、12打点、OPS・905。試合はオハピー、アデル、ネトらの適時打で4回までに7点を奪い快勝。連敗を5で止め、今季10勝14敗でア・リーグ西地区3位となっている。