ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告(39)が4日(日本時間5日)、2度目の審理のためカリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷した。現地時間の午前8時44分、少ししわも目立ったスーツ姿でフリードマン弁護士とともに現れた。
午前9時ごろ、審理が始まると、「イッペイ・ミズハラ」と名前を名乗った。さらに判事の問いかけには「Yes、sir(イエス・サー)」などと同意した。
大谷の銀行口座から金を盗んで不正送金したとする銀行詐欺について「Victim(被害者)Aのために働いていて、銀行口座にアクセスして賭博の資金のために電子送金した」と大谷の名前を出さずに説明した。検察側も名前を挙げずに日本から来た野球選手として、大谷が受けた被害状況を説明。水原被告も長年の盟友を「Victim(被害者)」と呼ばざるを得ない場面だった。
虚偽の納税申告についても「TAX(税金)を報告しなかった」と話し、2つの罪状を「guilty(罪を犯した)」と認めた。判決は10月25日午後2時(現地時間)となる予定。
水原被告は21年11月から24年3月にかけて違法スポーツ賭博で巨額の借金を抱え、返済のため大谷の銀行口座から不正に送金。その額は計1700万ドル(約26億4000万円)と伝えられている。2つの罪に対する量刑は、最長で禁錮33年となっている。



