パドレスがブレーブスに2連勝し、シリーズ突破を決めた。5日から地区シリーズで宿敵ドジャースと対戦する。捕手ヒガシオカが最後の邪飛を捕ると、本拠地ペトコパーク史上最多を連日更新した4万7705人の観客が「ビートLA!(ロサンゼルスをやっつけろ)」と大合唱を始めた。

先発マスグローブが初回に1点を先制されたが、打線が2回に爆発した。2死走者なしから9番ヒガシオカが2試合連続の同点ソロ。ここからアラエスが中前打、タティスが三塁内野安打、プロファーが二塁内野安打、マチャドが2点二塁打、メリルが2点三塁打と続いた。炎の6連打で5得点。1イニングでチームによるサイクル安打&6連打はPS史上初だった。

元ヤンキースの日系4世ヒガシオカが「このチームはいつも粘り強さを見せて、決して諦めないんだ」と言えば、新人王候補にも挙がる21歳のメリルは「初回、無死満塁で得点できなかった。でも振り返らず前に進む。2死から6本連続安打なんてなかなか起きないよ。これが兄弟の絆だ。一緒に頑張って得点を重ねようとする」とチームの一体感を強調する。公式戦は前半で50勝49敗も、後半戦は43勝20敗と30球団1位の勝率を誇っている。

地区シリーズは、ナ・リーグ西地区で最後まで食らい付いたドジャースと戦う。2戦目の先発が予想されるダルビッシュは「大谷君だけでなくすごくいい打者が多い。しっかり勉強して臨みたい」と対策を練る。ブルペン待機する松井も「地区(の優勝争い)では負けている。何とかドジャースの上にいけるように、いい準備をしてマウンドに上がりたい」と誓った。今季の対戦成績は8勝5敗。22年の地区シリーズでは、公式戦で111勝のド軍を3勝1敗で下した。再び下克上を狙う。