オリオールズ上原浩治投手(33)が13日(日本時間14日)、米大リーグを代表する29歳の強打者プホルスの打撃に感心していた。自分の練習が終わると、フロリダ州フォートローダーデールで行われたカージナルス戦を途中まで観戦。第1打席に左へ二塁打した打撃フォームをベンチでまねた。

 デビューから8年連続の「打率3割・30本塁打・100打点」を記録している昨季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)の打撃に「一番見たかった。あいつはすごい。ナンバーワンだと思っている」と興奮。打撃フォームを「体(の軸)が動かない。崩されることがないから」と評した。

 この日、上原はグラウンドではなく、室内でのトレーニングと、左太もも裏側の治療を受けた。トレーニングの内容には変化をつけているそうで「治療よりトレーニングに時間を使っている。キャッチボールはいつでもできる」と話した。