<メッツ5-4フィリーズ>◇11日(日本時間12日)◇シティフィールド

 メッツ松坂大輔投手(33)が、フィリーズ戦で1-3の7回から2番手で登板し、2回を無安打、3四死球、2三振で無失点に抑えた。

 前日にブルペンでフォームを修正し、2試合ぶりの登板。7回は1死無走者から四球を出したが安打を許さず、8回も先頭に四球を出した後、次打者を二ゴロ併殺打に打ち取った。3人目の打者には死球を当てたが、最後の打者を空振り三振に仕留め、無失点だった。速球は最速で93マイル(約150キロ)を計時した。

 チームは延長11回にサヨナラ勝ちし、連敗を5で止めて12日から注目のサブウエイシリーズでヤンキースと4連戦に入る。3戦目の14日にヤンキース田中と投げ合う先発はまだ未定で、この日2回34球を投げた松坂が抜てきされる可能性は低いもののまだ残っている。

 松坂は「急に、じゃあ明日とか、今日投げろと言われても、たぶん大丈夫なような気はします」と話した。